従来の白内障手術の問題点

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従来の白内障の手術である「水晶体超音波乳化吸引術」は、超音波で水晶体の核を砕くときに、水晶体の袋の後部である「後嚢」を誤って破損してしまうことがある点が問題でした。
後嚢が破れると、水晶体の核の破片が硝子体の中に落ち、感染症や網膜剥離といった失明につながりかねない事故を起こす可能性がありました。
そうした危険性を回避するために考え出されたのが、「プレチョップ法」 という新方式の白内障手術なのです。

プレチョップ法は片目の手術にたった3分

プレチョップ法は、「水晶体超音波乳化吸引術」を行う前に、プレチョッパーという特殊なピンセットで水晶体の核を4つに割っておきます。
そうすることによって、固い水晶体の核を超音波で乳化して吸引するのが容易になるので、そのあとに従来と同じ方法で眼内レンズを挿入します。
このプレチョップ法は、東京の「三井記念病院」の赤星隆幸医師が考案した方法で、これにより手術の精度、安全性が飛躍的に向上しました。
この白内障手術の成功率は、ほぼ100%といわれています。片目の手術に要する時間は、約3分で、日帰り手術が可能です。手術時間も短く、傷口も小さいことから、手術の患者の負担の軽減にもつながっています。
眼内レンズには、健康保険が適用され、費用は片目で約25万円、自己負担はその1〜3割が標準です。

白内障の症状

白内障は、電灯や太陽がまぶしい、かすむ、暗いところで見にくい、近視が進む、コンロの青い火がついているのが分かりにくい、ものが二重・三重に見える、黄白色のフィルターがかかったように見える、遠くの風景の濃淡がはっきりしない等の症状が起きます。
白内障の初期の事もあるので症状が出たら眼科を受診することをお勧めします。
軽い白内障が起きると、水晶体での散乱が増えてまぶしく感じるようになります。車などを運転中、対向車のライトがそれまでよりまぶしく感じたり、太陽の光が余計にまぶしく感じるようにもなります。白内障になると、どんなに調整しても眼鏡があわないようになります。

白内障の原因

白内障の原因として、加齢による目の老化が一番多いようです。患者は10万人以上。40歳頃から始まり、50歳代で50%、60歳代で約70%、70歳代では90%、80歳以上になるとほぼ100%の人に白内障が原因の視力低下が起きるといわれています。70才以上の白内障の90%は加齢性白内障です。一般には白内障の進行は年5〜7%程度です。

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白内障とは

白内障(はくないしょう)とは、水晶体に白い濁りが生じて、すりガラスを通したように視界がぼやけて見える病気です。
瞳孔が白っぽく見えてくるので「白そこひ」とも呼ばれます。
白内障が進行すると、視野のすべてがくもり、ものの輪郭がつかめなくなり、明暗しかわからなくなってしまうこともあります。